5センス -acacia-blog-

2016-04-04

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受容体・・・Receptor レセプター(リセプター)
外界や体内からの何らかの刺激を受け取り、それを情報として利用できるように変換する仕組みを持った構造のことをいいます

と、いっても理解し難い言い方をすると受講生の思考回路が一瞬とまりますので、ここでは解りやすく説明してみます(もちろん逆にもっと詳しくご存じの方もいらっしゃいますが)

嗅覚受容体の数は生物によって様々で、1つの受容体で認識される匂いもあれば複数の受容体で認識されるものもあり、その組み合わせで膨大な数の匂いを嗅ぎ分けることができます
匂いを鍵の形とした時に嗅覚受容体を鍵穴に例えますと、
ヒト・・・396個の(嗅ぎ)鍵穴
イヌ・・・811個の(嗅ぎ)鍵穴
ネズミ・・・1207個も!!!!
最近の研究では【ゾウの(嗅覚受容体)鍵穴が1948個】もあることがわかったそうです
※東京大学大学院農学生命科学研究科プレスリリース2014/07/23(アフリカゾウはイヌの2倍ヒトの5倍もの嗅覚受容体遺伝子を持つ)

ぞう、大きい体だけど繊細なんですね。。。

いろんな形を持った匂いの分子がその(嗅ぎ)鍵穴にはまった時に、何の香りなのかを脳が認識しますが、感じ方にはそれぞれ違いがあります
遺伝的な差であったり、記憶や感情の個人的なもの、五感の中でも感情や記憶に関係する大脳辺縁系(※視床下部・海馬や扁桃体など)に一番早く伝わるのは嗅覚です
匂いで思い出される記憶は他の感覚で思い出される記憶より鮮明で感情的であるとされています

【ブルースト効果(現象)】
フランスの作家マルセル・ブルーストの小説『失われた時を求めて』の中に、マドレーヌに浸した紅茶の香りがきっかけで幼少時代のことを思い出していくというストーリー

気になる人を射止めたい時、このブルースト効果を利用しない手はないですね
色や香り、そして声など、是非印象付けるよう活用されてください

五感 (5センス)
【目で見る=視覚】色
【耳で聞く=聴覚】音楽・声
【鼻で嗅ぐ=嗅覚】 香り
【舌で味わう=味覚】 お茶
【皮膚でさわる=触覚】 トリートメント・手のぬくもり

(雑学)5つの感覚を『五感』と呼び、ギリシャの哲学者プラトンやアリストレレスが五感について言及
インド哲学や仏教でも『目耳鼻舌身』の感覚器官を五根(インドリア)  ※『意』が入って六根

アケイシャーのアロマレッスンではテキストに記載されていない内容も盛り込んでいます
色や香りに包まれたサロンにてアロマトリートメントコースもどうぞお愉しみ下さい

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